2018年9月9日
2019年の新しい規則について
ヨークカルチャーゴルフ教室の皆様
いつもご利用いただきありがとうございます。
日曜クラス レッスン担当
日本プロゴルフ協会
ティーチングプロ 横山です。
来年の2019年に新しくゴルフ規則が施行されます。
耳にしたことがある皆さんもいらっしゃるかと思います。
では、どのような内容なのでしょうか?
それにつきまして、一般ゴルファーに影響する大きな変更点を説明したいと思います。
2019年規則の主な規則の解説
<5つのコースエリア>
コースは5つのコースエリアに分けられた名称が変わるものがあります。
ティーインググランド ⇒ ティーイングエリア
スルーザグリーン ⇒ ジェネラルエリア
ウォーターハザード ⇒ ペナルティーエリア。
バンカーとパッティンググリーンは変わらず。
<距離計測器の使用が認められる>
2点間の距離を計測することができます。高低差などプレーに影響する要素を計測することはできません。委員会は、ローカルルールで距離計測機器の使用を禁止することができます。
<球の捜索時間が3分になります>
紛失球になるケースが多くなりますので、暫定球のプレーが増えるかもしれません。
<ドロップの方法>
新しい規則では、膝の高さからドロップすることになります。
<2度打ちしても罰はありません>
不可抗力で2度打ちしたことに罰を課す必要はなく、そのストロークを1打と数えるだけとなります。
<ストロークした球が自分自身に当たっても罰はありません>
ストロークした球が偶然にも自分に当たったり、自分のキャディーや用具にあたっても罰はありません。ボールはあるがままにプレーします。
<救済を受けるときにマーカーに告げる必要はありません>
今のルールは、救済処置をする場合はマーカーに告げることを求める場合がありますが、その必要がなくなります。暫定球を打つ場合は今までと同じで「暫定球をプレーします」と告げなければなりません。
救済を受けるときはいつでも球を取り替えることができます>
新しい規則では、罰有り無しに関係なく、救済規則に基づいて拾い上げた球は別の球に取り替えることができます。
<バンカーもルースインペディメントを取り除くことができます>
ルースインペディメントとは葉っぱや石などの自然物の事です。
<バンカーで2罰打を加えたら、バンカー外にドロップできます>
バンカーに球があるときに、アンプレヤブルの追加選択肢として2罰打を加えれば、球とホールを結ぶ線上でそのバンカーの後方の外側にドロップすることができます。
<ウォーターハザードはペナルティーエリアという新しい概念に変わります>
水域だけでなく、委員会が1罰打の救済を認めたい区域に設定することができます。
<ペナルティーエリアではクラブを地面につけることができます>
クラブを地面につけることができ、ルースインペディメントを取り除くこともできます。つまり、ジェネラルエリアと同じ規則でプレーすることができます。
<パッティンググリーン上の損傷個所を修復することができます>
パッティンググリーンの損傷箇所(人、動物、乗り物などによって作られたもの)を修復することができます。
<救済エリアを計測するクラブ>
救済エリアを計測する場合に使用するクラブは、プレーヤーがそのラウンドのために持ち込んでいる最も長いクラブ(パターを除く)となります。
<球を動かしたことの罰の免除>
新しい規則では次の場合、球を動かしたことの罰が免除されます。
・球の捜索時に自分の球を動かした場合。
・パッティンググリーン上で偶然に球を動かした場合。
・規則に基ついて球をマークする、拾い上げる、リプレースするときにときに球を動かしてしまった場合。
<委員会は行動規範を作ることができます>
1打や2打の罰を課す行動規範を作ることができます。
以上のように、新しい規則はより分かりやすく、簡単に、不要な罰をなくし、プレーのペースに役立つよう(プレーファスト)に見直しされた規則になっております。
詳細につきましては、JGAホームページに記載されている資料をご参照いただければと思います。
Filed under: 未分類 — yokoyamaminoru 11:26 PM
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