コンバインドプレーン理論 スターティンググリップ

ヨークカルチャーゴルフ教室の皆様

いつもご利用いただきありがとうございます。

日曜クラス レッスン担当

日本プロゴルフ協会 ティーチングプロの横山です。

現在、コンバインドプレーン理論に基ずくレッスンを行っておりますが、その内容に関しまして少しずつ解説をしていきたいと思います。

今回はスターティンググリップについてです。レッスン後の復習の意味で、ノート代わりにご利用いただけたらと思います。

 

<グリップとアドレス>

グリップとアドレスには基本的な形がありますが、スイングが少しずつ出来てくると自分に合ったグリップに変わってきます。そのため、最初から自分の完成形となるグリップとアドレスはつくることができません。

コンバインドプレーン理論では、腕の縦の動きと体の横回転を合成しリストターンを抑えてスイングをします。そのためクラブはに動かしやすいように握る必要があります。

グリップとアドレスは、正しいスイング動作を行うための準備と考えてください

<スターティンググリップとは>

スイング中、効率良く『クラブ』を動かすための最低限守ってもらいたい基本となるクラブの握り方です。


グリップ  

 = クラブを縦方向に動かすしやすくするための準備


<左右のグリップの向き>

基本となるのは、左手のナックルと右のツメの見え方を確認して正しいグリップを習得しましょう。 (下画像)

左手  ナックルが2個から2個半見える。

右手  中指と薬指の爪が見える。

<左手のグリップ>

人差し指の付け根と第一関節の間から小指の付け根にかけてクラブをあてがう。(下画像)

グリップが肉厚部分に引っかかるように握ります。(下画像)

グリップエンドは肉厚部分の真下に収まります。(下画像)

上から見ると正しく握れていればナックルが2つから2つ半見えます。(下画像)

<右手のグリップ>

右手生命線を左手親指にあてがう

左手親指のツメ側のラインに右手の生命線が重なるようにセットしましょう。右手中指のラインに対してクラブは斜めにあてがわれます。

右手人差し指の形

右手人差し指をピストルの引き金を引く形(かぎ型にして、その上にクラブを載せます。この形になればコック動作をスムーズに行えるようになります。

右手3本の指でクラブを支える

正しい角度でクラブを当て、小指、薬指、中指でクラブを下から支えるように握ります。

<注 意>
左手のナックルが1つしか見えない握り方は、インパクト時にフェイスが開きやすくなります。(下画像)

左手ナックルが3つ以上見えるのは、インパクト時に極端にフェースが閉じやすくなります。(下画像)

右手の爪が全く見えなくなるのはインパクト時にフェイスが閉じやすくなります。(下画像)

右手の中指、薬指の第二関節が見えるのはインパクト時にフェースが開きやすくなります。(下から握りすぎている)

グリップは体とクラブを結ぶ唯一の接点です。正しいグリップを覚えることが正しいスイングにつながります。グリップは正しいスイング動作を行うための準備です。普段からグリップを見直す習慣をつけるようにしましょう。

Filed under: 横山コーチ — yokoyamaminoru 11:25 PM  Comments (0)

カルチャーゴルフ教室 日曜クラス 日程のお知らせ

ヨークカルチャーゴルフ教室の皆様 いつもご利用いただきありがとうございます。

日曜クラス レッスン担当

日本プロゴルフ協会 ティーチングプロの横山です。

下記に 142期 カルチャーゴルフ教室 日曜クラス 

の日程をご連絡いたします。

 

< 開催日 >

10月15日

10月22日

10月29日  ショートゲーム

11月5日

11月12日  ショートゲーム

11月19日

11月26日

12月3日   ラウンド研修会

12月10日

12月17日  ショートゲーム

 

以上の日程で開催いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

http://culture-tenen.com

 

Filed under: 横山コーチ — niihara 10:50 PM  Comments (0)

コンバインドプレーン理論とは

コンバインドプレーン理論とは

ヨークカルチャーゴルフ教室の皆様 いつもご利用いただきありがとうございます。

今回は、コンバインドプレーン理論を簡単にご説明します。

<縦と横を組み合わせたシンプルな理論>

従来の「一面のスイングプレーンイメージ」は、クラブの進化によるスイングの変化に適さなくなってきました。そんな中で、筑波大学大学院で安藤秀プロ(体育学博士)によって研究開発されたのが「コンバインドプレーンイメージ」です。
「体の横の回転が作るインパクトプレーン」と「腕の縦の動きが作る縦プレーン」を組み合わせたものをコンバインドプレーンと言い、このイメージを基にゴルフスイングを習得するという考えが「コンバインドプレーン理論」です。

このシンプルな理論によってボールの飛距離が伸び、曲がりの少ないボールが何度でも打てるスイングが構築できるようになります。

また、スイング中のクラブを振る動作が腕と体に分けられるため、理解しやすく誰もが段階的に自分のスイングを作れると言う特徴を持っています。

<腕の動き>

一見クラブを斜めに振っているように見えるゴルフスイングも、コンバインドプレーン理論に基づいて考えると、 “ 腕は縦に上げて下ろすだけ ” と言う動きになります。腕の動きやボールのコントロールに直結する動かし方を知ることで再現性の高いスイングが作れます。

<体の横の回転>

体を横に回転させることで、トップオブスイングから下りてきたクラブをさらに加速させ、ボールを遠くまで飛ばすことができます。体の回転は腕の動きとは全く別の動きとして学習できるため従来のように腕との関係を気にしながら悩むことがありません。

<スイング軌道確認する>

クラブが縦プレーンとインパクトプレーンを通る

コンバインドプレーン理論でのスイングイメージは、プレイヤーの背面にある「縦プレーン」と、インパクトエリアに作られる「インパクトプレーン」と言う3つの面で構成されます。3つの面とは、縦プレーンはバックスイングとダウンスイングの縦の面(X)、インパクトエリアの斜めの面(Y)、フォロースルーの縦の面(Z)で(下図参照)クラブシャフトがこの3つの面上を動いていくイメージです。

クラブシャフトは、アドレスから体の回転によりインパクトプレーン上を移動し、手首と肘、腕の動きで縦プレーン上に移行していきます。トップオブスイングからクラブは縦プレーン上に振り下ろされ、体の回転により再びインパクトプレーン上を移動します。そしてインパクト後に、クラブは再び縦プレーン上に振り抜かれていきます。

 

<二つの動きを合成する>

なだらかな曲線のスイングプレーンを形成

腕の縦の動きで作る縦プレーン、体の横の回転で作るインパクトプレーンと考えれば理解しやすいです。縦プレーンからインパクトプレーンに移行するときは、二つの面を正確になぞるのではなく腕の縦の動きに体の横の回転が合成されるので実際のクラブ軌道は緩やかな曲線になります。

 

<これまでのスイング概念を変える>

従来はクラブを斜めに振り上げて斜めに振り下ろす、一面プレーンイメージ(ベンホーガンのガラス板のスイングイメージ)でのスイングが一般的でした。しかし道具の進化により一面プレーンイメージでのスイングではボールをまっすぐ飛ばすことが難しくなってきたのです。

 

最新の道具を最も効率よく使いこなせるスイングを習得するために開発されたのが、コンバインドプレーンイメージなのです。コンバインドプレーンイメージでのスイングでは、インパクトエリアで手首を返すリストターンは行いません。また、高いトップオブスイングからクラブを振り下ろしますのでヘッドスピードが上がり飛距離が出せるようになります。

<参考出典>

  • 図解 ゴルフ超理論        安藤 秀  薯
  • 筑波大学博士の新感覚ゴルフ理論  安藤 秀  薯
  • まったく新しいゴルフ理論 コンバインドプレーン理論のすべて  安藤 秀  薯

 

Filed under: 横山コーチ — niihara 11:27 PM  Comments (0)

グリップ

ヨークカルチャーゴルフ教室の皆様

今回は、グリップの握り方について説明します。

【グリップの握り方】

グリップは、インターロッキンググリップ(左手人差し指と右手小指を絡ませる)、ベースボールグリップ(10本の指全部で握る)、オーバーラッピンググリップ(右手小指を左人差し指の上に乗せる)の代表的なグリップがあり、その中ので最もポピュラーな、オーバーラッピンググリップで説明していきます。

<左手のグリップ>

左手は、左手小指の付け根から、人差し指の付け根と第一関節との間にかけてクラブをあてがいます。この握り方をすると、赤色の左手の肉厚の部分(掌底)が、グリップの真上に位置するようになり、しっかりと握れるようになります。(下図)

握った左手を上から見ますと、下図のように人差し指と中指のナックル(骨の出っ張り)が2つ見えます。親指は、シャフトのセンターよりやや右に位置します。左手は、中指、薬指、小指の三本で緩まないようにしっかりと握ります。

<右手のグリップ>

右手は、生命線の曲線に左親指が沿うようにあてがいます。左手に比べてグリップに対して、やや斜めにあてがうように握ります。

人差し指をカギ型にして、ちょうどピストルの引き金を引くような形でグリップにひっかけるようにします。この人差し指の握りが、クラブを縦方向に動かすために必要になりますので正しく握りましょう。親指はシャフトの上に乗せ、小指は左手人差し指の上に載せます。正しい角度であてがえたら、中指、薬指、小指の3本で支えるように握ります。

完成したグリップを上から見ると、左手のナックル2つと右手は中指と薬指の爪が見えます。

 

このように最低限守るべきポイントをおさえたスターティンググリップから、コック動作で正しい縦の動きができるように微調整することが必要です。正しい手の動きができて、フェースの向きが変わらなければ調整しても構いません。手首の柔らかさや筋肉のつき方など個人差がありますから、皆さんが同じグリップをする必要はないのです。左手は上から押さえるように力を加えてフェースが右方向に開かないように右手は下からクラブを支えるように力を加えて、フェース向きが左方向に開かないようにして、クラブフェースの向きを一定に保つようにしています。

Filed under: 横山コーチ — niihara 10:31 PM  Comments (0)

グリップとアドレスについて

【グリップとアドレス】

ヨークカルチャーゴルフ教室の皆様

皆様は、スイングの事ばかりを気にするあまりスイングの準備となるグリップとアドレスを疎かにしていませんか? この2つは、再現性の高い良いスイングをするために大変重要です。そこで、もう一度スイングの基礎でもあるグリップとアドレスについて見直してみましょう。グリップとアドレスは、正しいスイング動作を行うための準備と考えてください。

グリップ = クラブを縦方向に動かすしやすくするための準備

アドレス = 体を方向に動かしやすくするための準備

それでは、グリップとアドレスの解説をいたします。

はじめにグリップです。

<グリップ>

グリップは、クラブとの唯一の接点です。スイング中にグリップが緩んでしまうと、スイングの力が伝わらずクラブフェースの向きも安定しませんので、正しいフェースの向きでボールを打つことができません。そのため、クラブを縦に動かしやすく緩みのないグリップが必要になります。グリップは、ただ握るだけでなく大切な役割があるのです。

<グリップの役割>

クラブフェースのローテーションを抑える。

簡単に言いますと、左手はテーブルを上から抑えるような被せる形で握ることで、フェースを右方向に開きづらくします。右手は下からテーブルを支えるような形で握ることで、フェースを左方向に開きづらくします。この相反する方向に働く力でクラブを握り、その力とアドレスで両肘を絞ってシャフトが左右に動かないようにする力との共同の作業で、スイング中のクラブフェースの向きを正しい向きに保つのです。

クラブヘッドの高さを一定に保つ。

もう一つの役割は、クラブに対して押し支え力を働かせています。

①の手の向きでクラブを握り、左手の平の小指の下のふくらみの部分(掌底)を通して、クラブに上から押さえる力を加え、右手の親指以外の四本の指が左手の抑え力に抵抗するように下から支える力を加えます。このように上と下から抵抗するようにクラブに力を加えることでクラブの高さを一定に保つ役割をしているのです。つまり、クラブを横方向には動かしづらく、縦方向に動かしやすいグリップということになります。また、クラブを横方向に動かすのは、手や腕でなく体がその役割を行うということになるのです。

次回は、クラブの握り方(グリップ)について、詳しく説明したいと思います。

Filed under: 横山コーチ — niihara 11:38 PM  Comments (0)

カルチャーゴルフ教室の皆様

カルチャーゴルフ教室の皆様 はじめまして。

7月からの日曜日、新原プロの後任として担当させていただくこととなりました

横山 実 と申します。

レッスンはすでに始まっておりますが、改めまして皆様に

ご挨拶と自己紹介をさせていただきたいと思います。

 

昭和45年 5月生まれ B型 おうし座 今年47歳

PGA会員 ティーチングプロ

コンバインドプレーン トランスミッター

出身地 神奈川県 藤沢市

趣味は、ドライブ、ラーメン食べ歩き、映画鑑賞、読書

幼少期は父と鎌倉パブリックにもラウンドに来ました。

(当時はモノレールカートで、まだつり橋もありました。)

ゴルフ歴は長く6歳でゴルフと出会い、ジュニアからアマチュアの競技ゴルフ、そしてプロ転向、途中は商社勤め(貿易業務)、コース管理などの仕事もしました。スポーツはゴルフ以外にも野球、サッカー、陸上、水泳など。この様々な経験が、今の私の大きな支えとなっていると思っております。

これからは、皆様との出会いを大切にし、少しでも皆様がゴルフを通じて心豊かなスポーツライフが過ごせるようお手伝いをさせていただけたらと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

Filed under: 横山コーチ — niihara 8:50 AM  Comments (0)